Windows Home Server2011の便利な機能にネットワーク上のクライアントをバックアップできる点があります。
ただ、バックアップばかりしていると保存先のディスク容量を逼迫し、容量が0になって障害が発生します。
Windows Server2008やWHS2011は古いバックアップデータを自動で削除する機能はついていますから、その点は安心できますけどね・・・
今回はそんなバックアップ関連のクライアントにターゲットを当ててみました。
WHS2011上に保存されたクライアントのバックアップデータを削除する方法をメモしておきます。
前提条件:コネクタが必要
クライアントにWindows Home Serverのクライアントコネクタがインストールされていることが前提条件です。
インストール方法は薩摩藩中仙道蕨宿別邸さんの記事を参考にするといいでしょう。
クライアントのバックアップデータを削除する方法
- WHS2011 ダッシュボードを開く
- コンピュータとバックアップタブをクリック
- 該当するコンピュータを選択し、プロパティを開く
- 履歴一覧から削除したいバックアップをダブルクリック
- 「クリーンアップ実行時にこのバックアップを削除する」を選択し、OKボタンをクリック
実際にいつクリーンアップが実行されるのか?
クリーンアップの実行はWindows Serverのタスクスケジュールで管理されています。
デフォルトは「毎週土曜日 23:59」に実行されるようですね。
余談:現在お高いHDDですが、データ損失のショックに比べれば安い!
昨年起きたタイの洪水の影響によりHDDの高騰が起きましたが、今は少しづつ沈静化してきています。
まだお高い価格のHDDですが、経験上、データ損失によるショックや復旧作業時間を考えると安い金額だと思います。
例えば、復旧作業が1時間かかるとした場合、
- 1時間の人件費:1,000~1,500円
- アクセスできないことによるチャンスロス:プライスレス
- 復旧出来なかったときのショック:プライスレス
- 上司や家族に怒られる確率:90%以上(経験上ですが・・・)
などが考えられます。
正直、障害が発生して普及が1時間で終わることなんてラッキー!ですけどね・・・
プライスレスは置いといて、仮に復旧できたとしても上記の人件費だけで2TB HDDの価格10%程度はかかってしまいます。
ミッションクリティカルなデータはRAID1やソフトウェアによる多重化処理でもいいので、HDDを準備しておくといいと思います。
2TBなど大容量以外に、あえて安くて・容量の小さいHDDx2を用意してもいいかもしれませんね。
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