HDD Regeneratorはバッドセクタを約60%の確率で修復してくれる素敵なソフトウェアですが、サルベージツール全体で言えますがスキャンがやたら遅いです。
修復開始から7日目に変わった画面が表示され、再度スキャン&修復するハメになりました。
同じことが起きないようメモしておきます。
7日目でみた悪夢のような画面
写真を取り忘れてしまったんですが、画面には緑文字で下記のように書かれていました。If your SATA controller works in AHCI mode, change it今更IDEモードに変更してもう一度スキャンしろと・・・
to compatible IDE mode (in the system BIOS)
2~3秒ごとに7MB程度しかスキャンしない上、2TBのHDDだというのにまたスキャンとは・・・
AHCIモードはIDEモードよりも低速になるそうです
事前にマニュアルや関連サイトを読むべきでした!HDD Regeneratorを使う場合、HDDをAHCIモードにしているとIDEモードよりも低速になるそうです。
HDD Regeneratorの質問欄にadmin名義でSATAモードについて言及しています。
もっと大々的に書いて欲しかった・・・
ではどうやって使うのが一番いいのか?
- HDD Regeneratorを任意のパソコンにインストール
- お金がある人はライセンス購入(購入しない人は3へスキップ)
- USB/CD-R/DVD-Rへプログラムを書き込む
- BIOSでSATA ModeをIDEに変更※HDDのI/FがSATA&AHCIモードの場合に限る
- 3のデバイスorメディアからHDD Regeneratorを起動
- Prescanを選択(私の場合)
PreScanとNormalの違いはDelayed Sector!
海外サイトのDATA RECOVERYのレビューによると、PreScanモードとNormalモードの違いはDelayed Sectorを検出するかしないかのようです。私の場合、スキャン開始直後にDマークが検出されたのでPrescanモードを使っています。
予想ですが、どちらのモードを選んでもHDDの容量によりますが数日~1x日程度は絶対かかりそうです。
HDD Regeneratorに関して参考になるサイト
- 使用不能になったハードディスクを復活させる「HDD Regenerator」(gigazine)
- HDD Regeneratorで不良セクタを修復する(ハードディスク番長)
- HDD Regenerator ハードディスクの不良セクタを修復する(pc-master)
- HDD Regenerator Review(海外サイト)
今回はHDD Regeneratorについて書きましたが、HDDのデータをサルベージするツールは他にもあります。
仕事を含めてHDDのサルベージする機会がかなりありますが、どうしてもデータを抜かなきゃいけない場合は
- ファイナルデータ
- HDD Regenerator
HDDの症状によって使い分けた方がいいでしょう。