先日購入したRATOC RAIDケース RATOC RS-EC32-U3Rですが、ハードディスクを搭載し電源を入れたのにも関わらずケースファンが回り始めませんでした。
なぜ?と思ったところ、RATOCのRAID監視マネージャというソフトウェアでファンをコントロールしていたためでした。
RATOC 監視マネージャの設定方法などをメモしておきます。
RAIDセットアップは簡単、設定は4クリックだけ!
Windows上でRAIDセットアップは簡単です。
- 搭載したドライブ2ヶ所にチェック
- RAIDモード選択をRAID1にする
- ファイルシステムをNTFSにする
- RAID作成ボタンをクリック
ファンコントロールは2種類。温度のしきい値は要チェックです!
ファンコントロールの設定は省エネ設定タブをクリックします。
設定は2種類あり、排他選択となります。
- 省エネ設定
ハードディスクへアクセスががなくなり、数分後にスピンダウン・ファン制御ができます。 - FAN制御
ハードディスクの温度を監視し、閾値以上になったらファンが回転させる
サーバにRAIDケースを接続した直後にファンが回らなかったのは、FAN制御のデフォルトは45度に設定されたためかもしれません。
サーバに接続して少したったところでステータスの温度を見たところ44度と表示され、ケースは結構熱を持っている状態。
ハードディスクの寿命を考え現在は40度に設定していますが、夏場は30度台にしないと怖いですね・・・
Gmailにアラートメールを送信可能!送信先は2ヶ所まで
障害を通知するアラートメールですが、Gmailが使用できます。
- SMTPサーバ:smtp.gmail.com
- 認証方式:SMTP認証
- SMTPサーバポート番号:465
- SSL/TLS:SMTP over SSL
アラートイベントは4種類あります。
- RAID障害発生
- 健康状態悪化
- HDD温度超過
- リビルド完了
テストメール送信もできますので、設定完了後実行してみましょう。
なお、宛先メールは2個まで設定できます。
Gmailと携帯メール、と設定できるので、非常に便利ですね。
マニュアル
RATOCホームページからPDF形式のマニュアルがダウンロードできます。
気になっている方は購入前にダウンロードしてみてください。
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